編集長が語る日経ホームビルダーの見どころ
目次
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エコハウス時代の換気トラブルを徹底取材
今後増すと見込まれる換気設備の重要性とリスクを踏まえ、日経ホームビルダー7月号の特集では、近年発生したトラブルの事例を徹底取材。その内容を7つに分類しました。
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若手育成の涙ぐましい努力に泣けてくる
ベテランには残業してもらっても、新人には時間外業務を極力させず、定時に帰宅してもらう――。日経ホームビルダー6月号の特集1「必死の採用、覚悟の育成」では、そんな涙ぐましい努力をしている工務店の取り組みをはじめ、若手の採用や育成に奮闘している住宅会社を取り上げました。
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家ブログを侮ってはいけない
住宅を建設する際に、インターネット上のブログへ工事や打ち合わせの内容を細かく記録する“家ブロガー”が増えています。手間をいとわずにそうした取り組みに注力する建て主は、人生の一大イベントである家づくりに、それだけ真剣に向き合っているとも言えます。
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8割が経験した住宅設備のトラブルに着目
日経ホームビルダー4月号では、住宅設備のトラブルに着目した特集「知らないでは済まない住設トラブル」を掲載しました。「エネファーム」や「エコキュート」といった省エネ給湯器や換気扇、こんろ、温水洗浄便座、エアコンといったさまざまな住宅設備について、近年発生した騒音や火災、やけど、故障といった事象の種別…
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「ひび割れは当たり前」の時代は終わった
「ひび割れ」と聞けば、建設系の技術者の多くはコンクリートを思い浮かべるのではないでしょうか。コンクリートの施工では当たり前とみなされている現象です。日本建築学会の「鉄筋コンクリート造建築物の収縮ひび割れ制御設計・施工指針(案)・同解説」では、2つの観点からひび割れの基準値を設けています。
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冬の風物詩と楽しめない「結露」
冬の風物詩ともいえる「結露」。住宅の実務者にとって、結露はのんきに楽しめる現象ではありません。カビや腐朽菌などの増殖を招く要因になり、住宅の長期的な耐久性を損なうリスクとなるからです。住宅性能に対する居住者の目は日増しに厳しくなっており、クレームを呼び込む原因になりかねません。
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省エネ住宅を再考する材料に
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)など省エネに配慮した住宅の目玉設備である「太陽光発電システム」。日経ホームビルダー2018年1月号では、この設備で散見されるトラブルの実例と対策に焦点を当てた。
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名義貸し、シーリング、隠れた話題を掘り起こす
隠れている話題を掘り起こす――。日経ホームビルダー12月号では、そんなテーマに沿った3つの大型記事を用意しました。
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“眠れるZEH”を無視するリスク
この記事をご覧になっている方の大半は、「ZEH(ゼッチ)」という言葉をご存知でしょう。しかし、住宅に関連した仕事に従事していない人にとっては、まだまだ耳慣れない言葉のようです。
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変わる契約作法を先取り、取り引きの闇にも焦点
長期にわたって議論されてきた民法の改正が、2017年になってようやく成立しました。既に改正民法を解説した書籍が出回っていますが、工務店をはじめとした住宅会社に特化して、業務に役立つノウハウを紹介したものはほとんど見当たりません。
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雨漏りと室内飼育、2つの“ペット対策”
関東地方では、8月に入ってからぐずついた天気が続きました。暴風雨を伴うこれからの台風シーズンの気象が、とても気がかりです。近年は全国で極端な気象が増え、激しい雨が住宅や都市に大きな被害をもたらすニュースも目立つようになりました。雨漏り対策はこれまで以上に重視される可能性があります。
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猛暑の今こそ省エネに熱視線
エアコンを多用する夏は、社会的に省エネへの関心が高まる時期です。住宅における省エネは冬の重要性がより大きいのですが、世の中の関心事となる時期にも情報を発信したいと考え、この夏は省エネに関する様々なコンテンツを用意しました。
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“ブラック”職場の問題に着目
電通の若手社員が自殺した事件を受けて、長時間労働の問題が社会的に大きくクローズアップされています。「『残業時間が長い』『休日が少ない』――。そんな職場は“ブラック”だ」という烙印(らくいん)を押されてしまう時代を迎えているのです。
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「屋根」「耐震」「擁壁」から住宅品質の未来を考える
築10年もたたないのに、屋根の野地板が腐朽する──。日経ホームビルダーはそんな悲しい状況を憂い、6月号で「野地板が泣いている」と題する特集を組みました。
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おわびの品はいくらがいい?
住宅の建設時に建て主との間でトラブルが発生したらどうするか――。住宅の設計や工事の実務を担っている方であれば、1度は考えたことがあるのではないでしょうか。日経ホームビルダー5月号の特集「建て主の本音『不愉快な工務店』」では、営業や設計、施工の場面で建て主が不満に感じていることを、建て主300人への調…
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ある建て主が擁壁を不安視、その理由は
住宅雑誌の編集長をしていると、いろいろな相談が舞い込みます。「いい工務店を紹介して」「雨漏りが止まらない」「この工事費は妥当か」――。いつもはこんな相談が多いのですが、先日、興味をそそる相談がありました。「購入した土地にある古い擁壁の耐震性に不安がある」というのです。
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「欠陥責任20年」を伝え続ける
地震対策はなかなか進まないといわれますが、伝え続けなければなりません。それが本当に重要なことだからです。同じように、本誌が家づくりのプロに伝え続けなければならない重要なことがあります。「欠陥責任20年」です。改めて2月号で取り上げました。今回、特に工夫した点が二つあります。分かりやすさと、最新の事例…
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誌面刷新号は「省エネの死角」と「困ったお客」の2大特集
日経ホームビルダーは2017年1月号をもって、誌面デザインを刷新しました。誌面刷新号では、「省エネの死角」と「困ったお客」の2大特集をお届けします。どちらも、地域工務店が新築が減少する中で生き残っていくために重要なテーマです。
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軒ゼロ住宅の雨漏りリスク、建て主にも知ってほしい
リスクを数値で説明することは重要です。日経ホームビルダー12月号の特集「それでもやる?軒ゼロ住宅」では、軒ゼロ住宅の雨漏りリスクが通常の5倍に及ぶことを示しました。この数値を、建て主と軒ゼロ住宅について話し合うきっかけづくりに利用してください。
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「制振壁が構造躯体を守る」効果を建て主に伝えよう
繰り返し起こる大地震への備えとして関心が高まる制振システム。日経ホームビルダー11月号の特集「“効かない制振”を選ぶな!」では、制振システムの選び方を取材しました。普及のカギは、建て主に制振の効果を分かりやすく説明すること。そのヒントも紹介しています。